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すぎゃーん日記

つれづれに

San Francisco 6日目: 遠足

出発前に書いた記事を多くの方に拡散していただいたおかげで、それを見かけた現地で働いてる日本人の方がFacebookで声をかけてくださって、訪問させていただけることになったので、今日はSanta Claraまで行ってきました。不思議な縁ってあるものですね。

6日目にして初めての公共交通機関の利用。いまだにバスとか電車とか乗ってなかった。
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通勤時間帯じゃないと、1時間に1本程度の運行。Santa Claraまでは約80分くらい。車内は快適。

そして見事に降りる駅を間違えた。Lawrenceで降りるはずだったのに、よく確かめずに降りたらSunnyvaleだった orz


まぁ、キレイでステキなところだったので気持ち良かったけど…。 わざわざこちらまで迎えにきていただくことになってしまい、大変申し訳ありませんでした、、、
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折角なのでそのあたりの人気のお店で美味しいkebabを食べながら色々とお話を聴かせていただき、
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その後、会社まで訪問させていただいて、社内の様子や開発スタイルなどを見させていただいた。

以下、米国で数年働き続けているその方々から聞いたお話を自分なりに噛み砕いて、感じたこと思ったことの殴り書き。
シリコンバレーといっても一口で一括りにできるものでもなく、やっぱり多くの会社がそれぞれ試行錯誤しながら泥臭く色々とやっているわけで、特に日本と違っていてコレがこうで、みたいなのがあるわけではない。技術者だって色んな国から色んな人が来ているのでそれなりに実力もピンキリだし、むしろ日本人の方がはるかに優秀な方が多いのでは? という感もあるそうで。ただ日本人の技術力は(あくまでも例だけど)"職人技"的な要素を持つヒトが多く、与えられた環境でなんとかしようと奮闘するようなパターンが多い印象、こちらの技術者はその環境ごとサクっと変えていくのに抵抗無い、というような違いは感じるようだ。そういった「違い」は、やはり雇用の流動性の違いによる文化の違い、というところに出てくると思われる。こちらではやはりヒトの入れ替わりは激しいのでまず「このヒトがいなくなったらマズい」のような状況は決して作らないようになるはずで、どんなヒトが居なくなっても新しく入ってきてもすぐに対応できるように、という環境は最低限の前提として必ずある。そういうところの仕組みづくりはよく出来ているだろうし、またヒトの入れ替えによって新しい文化や開発スタイルが伝搬していく、というのもあるようだ。技術系勉強会のような社外交流がなくても(もちろんあるのだろうけど。そのへんはよくわからない)、実際のヒトの流動によって伝わっていく。そういう意味では会社内に閉じていて社外への道が閉ざされているブラック企業、みたいなものは生まれにくいのかも? 逆に雇用の流動性以外のところで日本と違うところ、というのも言語や人種が多様、というくらいで他にはそんなに無いのかも。流行りの開発スタイルやツールなどはこちらが発祥だと若干のタイムラグはあるのかもしれないけどインターネットを通じて世界中広まるし、日本との情報格差なんかはほぼ無いはず。
やっぱり日本っていうのはスゴく特殊な国で、世界規模からみたらとても小さな狭い地域、小さな人数規模で多くのカネやモノが動いている。流行り廃りのサイクルが異常に早い。何故なら"画一的"な性質が強いため「みんな見てる、みんなやってる」による伝播力がとてつもなく、プロモーションの効果が上手く出ると爆発的に流行るから。逆にそういうのが次に出てくるとみんなそっちに移ってしまうため、一気に飽きられ流行らなくなる傾向がある。英語圏の市場で考えると、そもそも範囲が広いため流行の伝播自体にそれなりの時間がかかるし、そんなに一気に流行が変化する、といったことはない(はず)。そしてやはり市場が世界的でデカいため、「ニッチな層」ですら日本の感覚からするとデカいパイだったりもする。そんなことを意識して国内のビジネスを見てみるとまた面白いのかなーと思ったりした。ウケるウケないは人種性の強い部分あると思うので海外で人気のものを輸入してくれば勝つものでもないし(もちろん逆もまた然り)、日本人ウケするものは日本のことをよく分かってる日本人が作るのが一番確実、そういうところを意識して色んなサービスを評価してみると面白いんだろうな、と改めて思った次第。
英語は当然最初は苦労するが、意外と旅行や普段の生活で使うものの方がパターンが多く対応するのが難しい、という話。仕事で来て仕事のパートナーと共通の話題で話し続ける場合の方がむしろ通じやすい、とのこと。あとは趣味などのコミュニティで積極的に色んな種類のヒトと関わって会話することで上達していくのもあるので、仕事以外のところで何かやるのも大切。いうてもやっぱりある程度通じるようになるまで数年感苦しんだりはする、とのこと。


…と、だいたいこんなカンジで、今まであんまり意識してこなかった考え方とか視点を改めて気付くようになったような、そんな気がした。あと景色や天気が良い、という環境の良さはあると思った。東京の狭くてゴミゴミした雰囲気と比べるとこちらの開放的な雰囲気と青空は普段の生活において心身に与える良い影響は大きいと思う。

兎にも角にも、たくさんお話きかせていただいて とても参考になりました。訪問させていただけて良かったです、本当にありがとうございました!!


帰りはちょっとだけMountain Viewに寄ってみた。ここのdowntownも雰囲気が良くてイイカンジ。また来たい。
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