すぎゃーん日記

つれづれに

生後2ヶ月

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子が生まれて から2ヶ月が経過した。

1ヶ月時点ではまだまだ心の余裕も無くて何も書けなかったけど 2ヶ月こそは忘れてしまう前に何かを書き残しておこう。

1ヶ月目

とにかく初めての子育てなので、何も経験が無く分からないことが多いし 妻は出産のダメージで身体も心もボロボロの状態からスタートだし、初っ端からめちゃくちゃハードだな!という感想だった。

とはいえようやく会えた待望の我が子はとにかく可愛い。宇宙一可愛い。何してても可愛い。

産院のスタッフの皆様には大変よくしていただき、良い病院でお世話になれてとても良かった。今は新型コロナウイルスのこともあり立ち会いも付き添いもダメだったり そもそも里帰りの出産も受け入れてなかったりしていて、ギリギリのこのタイミングで出産できたことは本当にラッキーだったのだと思う。

退院後も妻の実家で義両親に最大限のサポートをいただき、仕事の方も会社の方々に色々と気遣っていただき、またAmazonのベビーレジストリで皆様からたくさんのプレゼントもいただき(本当にありがとうございました!)、とても恵まれた環境で始めることが出来た。

それでも非常にハードだと感じたので、これがもし里帰りなしで両親のサポートなどもなく 2人目や3人目で 仕事もどうしても休んだりできないような環境だったら…とか考えるだけでゾッとする。

名前は候補をある程度決めていたものの いざ産まれてからもなかなか決まらず。「産まれて顔を見たらパッと決まるよ♪」とか言ってたの誰だよウソつきめ!とか怒りつつ 慣れない育児で戸惑う中でどうにか時間を作って話し合って、どうにかこうにか決定した。 そんなだけど今ではちゃんとしっくりきてるし 良い名前になったと思う。

生活はガラっと変わった。やはり夜の睡眠が一番大きく、それまで普通に多めにとれていたのが、新生児は2〜3時間おきにお腹空いて泣いて起きるのでそのたび起きて、子が寝たら次に起きるまでの合間で全力で睡眠とって、と細切れに。今ではそこそこ慣れてきたけど最初は本当にキツかった。夫婦揃って喉風邪のような感じで体調崩したりもした。

趣味に割ける時間は少なくなり、いつ起きて泣き出すかわからない状況では20分のまとまった時間もとれず将棋ウォーズのオンライン対局は殆どやらなくなった。詰将棋をコツコツ解いていくくらい。 プログラミングはLeetCodeを1日1問できるかどうか、くらいで細々と続けるのが精一杯。趣味の画像生成とかも進展できていない。

抱っこ、おむつ交換、ミルク調乳、飲ませた後のげっぷ、沐浴、寝かしつけ、どれも初めてでドキドキしながらおそるおそるやっていって。でもどれも楽しんで挑戦することが出来て、少しずつ慣れていった、と思う。

母乳も最初はなかなか上手くいかず悩んでいたが、だんだん調子良くなり 適度にミルクと混合でやっていけるようになった。便秘気味だったのが一番の心配事で、うんちが出てくれるたびに夫婦で狂喜乱舞していた。

子どもは泣くのが仕事、と割り切っているつもりではいても、自分が抱っこしているときは泣き続けて 妻や義母にバトンタッチするとケロっと泣きやむ、などで凹んだりもした。まだ意思疎通はほぼ出来なくて ひたすらブラックボックスに向き合い続けるという感じだった。

2ヶ月目

1ヶ月を過ぎた頃には少しずつ深夜の対応も慣れてきて、夫婦で元気な方が出来るだけ対応して元気じゃない方は遠慮なく休む、という分担が出来るようになってきた。泣いていても縦抱きでこう揺らせば泣き止みやすい、とかコツも分かってきた。

1ヶ月検診での経過も問題なく、妻の身体も順調に回復してきたので 少しずつ一緒に家の周辺をぐるっと歩き周るくらいの散歩が出来るようになった。それまでずっと家の中に籠もる生活だったので 外の空気を吸って日の光を浴びれるだけでもすごい開放感と喜びがあった。

子もすくすく育って、「寝る」「泣く」「乳を飲む」の3択しか行動が無い謎の生物、だったのが「普通に起きている」という4つ目の状態が加わったことで急激に人間らしくなったように感じた。

体重も増え、3520gだったのが 5880gに。頭も身体も大きくなってきた。おむつが新生児用からSサイズに変わるのも感慨深いものがあった。 クーイングと言われる声も出すようになってきた。とても可愛い。

どこも見えてなさそうだった目が だんだん視線も分かるようになってきた。最近では壁にかけてあるカレンダーがお気に入りのようで カレンダーを見ているときだけニッコリと笑ったりする。

たった2ヶ月ではあるけど、出産直後の写真を見返すともう今とは全然違う!と驚く。もうこの頃のような小さい状態に戻ることはないんだ…とはやくも寂しささえ感じる。

新型コロナウイルスの脅威はますます増し、色々とピリピリもしてくる。危機意識や心構えのギャップが露呈し夫婦で衝突したりもした。

妻の、ママの心情をもっと理解できるように見聞を広めよう、とTwitterで育児アカウントを作って同月齢の子を持つママさんたちをフォローしてみたりした。意外に色んな世界を知れて楽しい。旦那への愚痴なんかもたくさん出てきて心が痛くなったりもするけど。

妻もこの頃はようやく少しずつ余裕が出来てきて、妊娠期にしていた編み物を再開したり 絵を描いたりするようになった。


まだまだ上手くいかないことだらけだけど、少しずつ成長する我が子を妻と一緒に見守りながら 子育てを楽しみながら、健やかに過ごせている、と思う。

この先はどんな成長を見せてくれるかな。我々親も成長していけるかな。 世間は大変な情勢ではあるけれど、前向きに3人で一緒に明るい未来へ進んでいきたいなと思います。

仙台の両親にはまだ孫の顔を見せに行けていないので、はやく連れて行ける日が来てくれることを切に願います…。

余談

そこそこバズったTweet

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